正月2日は、仕事の準備やお稽古を始めるのに縁起のよい日、“事始めの日”です。 「初○○」では、初商い、初荷、初市、初売り、初買、初袷、初懐紙、初鏡、初釜、初肥、書初め、初硯、初刷、初稽古、初肥、初席、初風呂、姫始め、初夢…があり、それらは正月2日に行うことでした。 「書初め」では、若水で墨をすり、恵方(2025年は、西南西やや西)に向かって詩歌を書きました。その詩歌は「長生殿裏春秋富 不老門前日月遅」という漢詩が多かったようです。 書き初めは、小正月の左義長で燃やします。正月飾りや書き初めなどを燃やす煙に乗って年神様が天上に帰って行くとされています。 「初夢」は、31日から1日の間、1日から2…