前回のブログに続きまして、フレッシュチェック時に診るポイントとして、 ➀子宮内膜炎があるかどうか ➁排卵しているかどうか をみることが大事だと思っています。 その理由としては、子宮内膜炎や排卵の有無の状態は、受胎率や受胎するまでの時間に影響を与え、その結果農場の繁殖成績を左右するからです。 以下の文献で、これらの影響について検討されていました。 pubmed.ncbi.nlm.nih.gov グラフで説明します(一部改変しています)。 より左側(分娩後日数が短い方)で早めに下に向かう(未受胎牛の割合が減る=受胎牛が増えている)グラフが進む方が繁殖性が良いです。 ➀ 自然発情発見後の授精の場合に…