超音波とは、周波数が20,000kHz以上の音波のことです。人間の耳では聞くことができませんが、超音波を使ってコミュニケーションを取る生き物もいます。イルカは超音波を声のように発して仲間と会話したり、遠くにある魚の群れを発見したりするのに役立てているとか。今回は超音波がどのような音を発しているのか、人間界ではどんな用途があるのかを環境スペースが調べてみました。 ■超音波の音って? そもそも音とは、耳の中にある鼓膜を揺らす振動のこと。鼓膜が揺れると脳に信号が送られて、音が鳴ったと認識します。例えばガラスのコップをスプーンで叩いた時、ガラスの振動が空気中を伝わって人間の耳まで届き、鼓膜が揺れること…