『今昔物語』は平安時代末期に成立したとみられる説話集で、全31巻・1040話が納められた大著です。 しかし、だれが書いたかわからないなど謎が多い書物でもあります。 今回は『今昔物語』の話の一つで、笛の名手である源博雅が登場する「玄象琵琶為鬼被取語(玄象の琵琶、鬼の為に取らるる語」をとりあげます。 ◆この記事でわかること◆ ・『今昔物語』とは何か・「玄象の琵琶」の登場人物やあらすじ・定期テストで出題されるポイント・月岡芳年が描いた「朱雀門の月 博雅の三位」について 平安時代の文学に興味がある方は、こちらの記事もどうぞ! kiboriguma.hatenadiary.jp kiboriguma.h…