今回、次の表をまとめた際に、高座郡家・七堂伽藍跡と平塚市内での皇朝十二銭の出土の背景に、当該地域(高座郡や大住郡)の大領クラスの人々の活動があるのでは?と想像した。 【個人的table]:平塚市および茅ヶ崎市(「高座郡家」周辺)から出土した皇朝十二銭】(再掲) <私の当初の想像>①高座郡家・七堂伽藍跡・北B遺跡の皇朝十二銭(初鋳年が8c末~9c初頭の「隆平永宝」・「「冨寿神宝」が多く出土する)をともなう祭祀の主体を高座郡家と想定。その祭祀活動が相模国府域内より先行する可能性。②真田・北金目遺跡群(大住郡片岡郷と余綾郡金目郷の活動が重なる地域?)での皇朝十二銭をともなう祭祀の主体を大住郡家と想定…