『精神について』第三部第一分冊の校正を第二稿の翻訳者に送った。これで、全体の約二分の一の校正が終了ということになる。やれやれと言うべきか、まだまだと言うべきか…。 アルバイトを再開すると校正にあまり時間が割けなくなるので、残りの校正も急がなくてはとおもっているのだが、精神の話だけに、読んでも読んでも同じような抽象的な話題が続き、さすがにちょっと疲れてきた。 今回は「友情について」という章を校正 ちなみに、今回は「友情について」という章を校正したので、そのなかから、著者の主張をすこし紹介しておこう。 「愛するとは欲求を抱くことである。欲求なくして友情はない。(Aimer, c’est avoir…