10,000人の感想よりも、その人の一言が、自分の方向性を決めることがある。 私が、ずっと長い間、自分がアウトプットするものが果たしてうまくいっているかどうか、確認するための指針としている方から、このたびの「かんながらの道」に対するお言葉をいただいた。 この方は、写真家ではないけれど、写真と同じく「視る」ことと「在る」ことのあいだにおいて、最も深いところで考えて、決して世の中に妥協することなく作品を作り続けている人。寡作であり、流行の物は作らないし、メディアに登場しないので、今日では名も知らない人も増えているけれど、世界的な大監督の一人でもある。 「カラーで針穴写真(!)が果たしてうまくいくの…