今回はマックス・ウェーバーの「職業としての学問」を要約していきます。 実は3年程前に読んだことがあるのですが、何を言わんとしているのかわからず消化不良になった本です。タイトル通り、職業人として学問をするにあたり持つべき価値観を説いた内容です。マックス・ウェーバーがミュンヘンで行った講演内容を抜粋したもので、第一次世界大戦後の混沌としたドイツという時代背景を感じずにはいられない内容です。 「職業としての学問」 ■ジャンル:社会学 ■読破難易度:中(講演の内容をまとめたものなので、80頁の短い本ですが非常に濃い内容で咀嚼するには時間がかかると思います。) ■対象者:・職業人として学問に従事する方全…