鉄の骨【電子書籍】[ 池井戸潤 ]価格: 957 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 大学の建築学科を卒業し、中堅ゼネコン・一松組入社してから4年、現場を担当してきた富島平太は突然、業務課への異動を命じられる。平太は業務課が通称「談合課」と呼ばれる部署であること、談合がなければ建設業界は立ち行かないため談合は「必要悪」であることを聞かされる。 時を同じくして、2000億円規模に及ぶ地下鉄工事の情報が入る。地下鉄に関して豊富なノウハウを誇る一松組は、コスト的優位に立つが、社内外のしがらみから一松組そして平太も談合に関わらざるを得なくなる。そしてその情報を耳にした東京地検特捜部が水面下で捜査を進める…