あなたが今見ている景色は現実でしょうか? 今までの見解では、3つのステップを経て世界を体験すると考えられてきました。 1. 周囲の映像や音声を目や耳などの感覚器官が受け取る 2. インプットされた情報が脳の高次エリアに届けられる 3. すべての情報を脳が処理したあとで最終的な判断を行う 例えば、目の前にリンゴがあった場合、初めにその映像を眼球が カメラのように撮影。画像が脳に送られ、そこでリンゴの映像として 処理されると考えられてきました。 ところが、この考えでは説明のできないことがあります。 ひとつの例としてテニス選手がいます。 プロのテニス選手のサーブの平均速度は190キロを超え、 トップ…