腕立て伏せは英語でpush-upである。回数を数えるとき、日本と他国では反対だと聞いたことがあるが、ほんとうか知らない。われわれは伏せるときに数えるが、向こうは立てるときに数えるという。 それをもってダウンビートとアップビートのちがいといっている記述を見たことがある。農耕のときに鍬を振り下ろすのがダウンだとか、騎馬民族の馬に乗るのがアップだとか、21世紀にもなって何をいっているのかといいたくなる気はしないでもない。いかにも踊れそうな手足の長いアフロアメリカンの兄ちゃんがぜんぜん踊れないなどということは、よくあることである。 グルーヴがでやすい条件や環境はあるが、一流になるのにそれは関係ない。超…