<第2章>腸内細菌=免疫力という真実 《免疫力の7割は腸でつくられる》 人間の体の中で、免疫力に大きく関わっている臓器は腸です。 体内にある免疫細胞のじつに70%が腸内の粘膜に存在し、体全体の免疫機能を支えているのです。 そして、その免疫細胞を活性化させるのが、腸内細菌です。 腸内細菌には、乳酸菌に代表される、腸の消化・吸収を促進する役割の善玉菌、反対に、腸の働きを鈍らせる悪玉菌、そして、そのどちらか優勢な方に同調する作用のある日和見菌の3種類があります。 一般的に、善玉菌2、悪玉菌1、日和見菌7の割合で存在するのが、腸内を良好に保つベストバランスといわれています。 腸内を理想的な環境に保つに…