1 臥竜 先日、テレビを見ていると面白い話を聞いた。イギリスの新聞社が行っている、AIのグローバル化における国別ランキングで、かつてロボット大国と言われた日本は、12位まで落ちているらしいのだが、逆にイグ・ノーベル賞は、17年連続で受賞しているらしい。アカデミー賞では、「ゴジラ−1.0」が制作予算20億円(タイタニックの240億円の12分の1の予算)で、VFX(視覚効果)賞を獲得した。 ノーベル賞というのは、正直多少政治が絡むところが有る。だから、イグノーベル賞やアカデミー賞での評価は、日本人の「発想力」を、強く称えたものと言って良い。 しかし、兎角に言われるように、日本の政府は、自国の民のポ…