オミクロン型の感染者が高止まりする中、神奈川県が打ち出した「自主療養」への対応に生命保険各社は、頭を悩ませています。 各社は、医師の診断書などがあれば、自宅療養でも、入院とみなして、通常は給付金を支払いますが、受診を要件としない神奈川県の「自主療養」は想定外です。 「自主療養」は、神奈川県が独自に設けた仕組みで、6~49歳で基礎疾患のない人が対象となります。 市販の抗原検査キットなどで陽性になっても、軽症なら自宅での待機を選べるようにしました。 急激な感染拡大により、医療や保健所のひっ迫を防ぐため、1月28日から運用を始めました。 「自主療養者」は、医療機関や保健所で診察を受ける必要がありませ…