置かれている「空間」の、自分の「定位」とは? 先週、養老孟司さんのセミナーに行ってきました。 さすが面白かったです。 東京都中央区が主催の「環境セミナー」なのに、 「ぼくは、“環境”という言葉は使わないんです」>と、 のっけから笑わせてくれる養老さん。 環境という言葉は、 大きすぎるし、概念があいまいだし、 何となく他人事のようなニュアンスがある、 とのことでした。 言われてみれば、そうかもしれません。 環境を考えるときに大切なのは、 「空間定位」だそうです。 空間定位? 初めて聞いた言葉です。 どういうことかというと、 たとえば、 運転の下手な人は、 目の前の車しか見ていないけれど、 運転の…