<所感> 気が付けば全身の大半をユニクロを着用して過ごす日々。 コロナ禍の影響を最小限にしつつ海外を中心に業績拡大を続けるユニクロ(正確にはファーストリテイリング社)。 しかしその成長支える実態は過酷な人件費圧縮である。 (もちろんウイグル人強制労働への関与疑惑もあるが、ここでは割愛) 鎌田慧の「自動車絶望工場」の彷彿とさせる著者が潜入取材をした渾身のルポタージュにより、実態を暴いている。 社長&会長の柳井氏は「ホワイトに近いグレー企業」と評しているが、これがブラックではなければなんなのだろうか。 また、今や時価総額9兆円弱の巨大企業のユニクロだが、2021年2月現在、大株主にはトップの柳井氏…