先日読んだ侍女の物語の続編、マーガレット・アトウッド著の誓願を読み終えた。 侍女の物語から15年過ぎた設定でもあるが、続編が出版されたのは33年後ということらしい。 33年もの月日が間にあれば著者の作風が変わって来ているように感じられるが、詳細が前の物語よりも深く具体的になり、コントラストがはっきりしている。 翻訳も男性の翻訳者から女性へと変わっているので言葉の感性も少し違うのかもしれない。 いづれにしても集中して次は次は、と急くように読み進めたくなる内容であった。 女性であることについて過去に生きる人たちも現代に生きる人たちにも共感できる内容であると思う。 女性であることで悔しい思いと体験を…