2000年頃、米軍は次期自走榴弾砲として、XM2001 クルセイダーを開発していたが、余りに開発費がかかる&正規戦の低下に伴い、中止となった。 後、拡張射程プログラム (ERCA)が開始された。これは新型の砲身、砲弾とを、米軍内では最新となる M109A7に統合することを目的としていた。 が、ハードウエアでは58口径砲身の摩耗の問題などを解決する事が出来ずに、また、先進的なネットワークとサイバーセキュリティの対処など、新しい領域の課題が明らかになり、計画は事実上停止。ただし、70km以上の精密砲撃を可能とする、砲弾開発や、複数の対象に、同時対処可能な砲撃制御システム開発おいては、目的の成果が得…