副題:感覚で生きる人と、理屈で考える人の話 たとえば、職場でのちょっとした雑談。 Aさんが「今日、新しく来た人、すごくいい人だった。話してて癒された」と言った。 それを聞いた私は、心の中でこう思った。「どこで判断したんだろう?何を根拠に“いい人”って言ってるんだ?」 一方で、私が「この資料、ロジックが甘い気がするから、ここの構成を変えた方がいいかもしれない」と言うと、Aさんは少し困ったような顔をして言った。「でも一生懸命作ってくれたから、あんまりそういう言い方しない方がいいかも」 なんとなく、いつも会話が平行線になる。 たぶん私は、人の発言の筋が通ってるかとか、その人の態度に一貫性があるかとか…