四天王寺の北側、勝山通に面した古い和風建築。 虫籠窓に大阪出格子を有し、塀や門が無く直接通りに面した町家風の巨大な古民家で、古くは木綿問屋であったというが、幕末に島之内清水町の造り酒屋の持ち物に成り、その造り酒屋が煎茶道・花月菴流を興した田中鶴翁の生家だそうです。 主屋裏の蔵は1614年より以前、主屋は1700年以前の築ではないかと云われ、1614年と言えば大阪冬の陣で大坂の陣の戦火から焼け残った建物のようです。 文化財など何の指定も受けてないようで何とも不思議な建物です。 入母屋屋根が大きい建物です。 大坂の陣の戦火を生き抜いた蔵。耐火構造で有るはずの土壁に虫籠窓が付いてます。 ランキング参…