久しぶりに西日本あんこ旅へ。 お金もかかるが、歩き回るので体力もいる。 新幹線を乗り継ぎ、最初に舞い降りたのは広島。 新聞記者時代以来の広島。かつては吉川晃司の「モニカ」が流れ、奥田民生の「アジアの純真」が流れ、パフュームの「レーザービーム」が流れ・・・ゆく河の流れは絶えずしてしかももとの水にあらず。「方丈記」の冒頭部が頭の中で明滅する、なんてね。 路面電車・広電に乗り、袋町で降り、目指したのは「茶房 つるや」。 知る人ぞ知る、自家製あんこの名店で、呉市の老舗和菓子店「鶴屋安芸」(明治2年創業)がプロデュースしたシャレた甘味処。 オープンして約20年になるが、コアなあんこ好きにはたまらない品書…