続いて新春浅草歌舞伎第一部を観劇。入りは二部同様大入り満員の賑わい。これだけ入るなら、正月だけの公演と云うのはもったいない。松竹の通期営業損益が大幅に下方修正されて、赤字であると云う報道もあった。演劇事業も低調な推移だと云う。浅草で興行を打っても松竹には大した実入りにはならないかもしれないが、このメンバーで例えば新橋演舞場で公演を行うと云う手はあると思う。絶対にお客は入ると思うのだが。歌舞伎座と喰い合うのを恐れているのかもしれないけれど。 最初は恒例「お年玉挨拶」。筆者が観た日は玉太郎で、この公演に出られる喜びを語り、終演時間も早いので、お客様には真っ直ぐ帰らず浅草のお店で食事でもしていかれた…