とある日のこと、中三の娘が「古典マジで意味が分からない」と申します。見れば国語で芭蕉の奥の細道を読まされているそう。 夏草や兵どもが夢のあと ・・・この儚さをどう説明する? 「もののあはれ」とか辞書で引いてみるか? 藤原氏の隆盛から凋落、武家社会と源氏の勃興とかを話すべきか? 何なら推古天皇とかの飛鳥時代の中央集権体制から説明するか? ていうか、うちの子、日本史殆ど知らないぞ。うーむ。 ということで、日本の文化・歴史・地理等がわからいキコクの子に、古典の良さ・面白さを説明するのは存外に難しいと感じたのでした。今さらですがね。 長男の時はもっとガサツなアプローチで、「伊勢物語」を音読させて体で覚…