中華(漢民族)とその他周辺の夷狄(異民族)との間で秩序(正しい順序)が保たれていること。 中華思想に基づく国際関係を表した語。
大雑把に言えば、中華世界の周縁に夷狄*1が中華文明の優越を認めて冊封体制に組み入れられている状況。転じて、中国主導の国際体制(東アジア体制)を指す語としても用いられる。
*1:に限らず蛮や戎も
「大人が知らない教科書の違い」【手奇塾】大陸王朝の華夷秩序と柵封体制 倭国の自主独立を教科書は教えない 中学歴史教科書と高校山川出版では、華夷秩序と柵封体制を教えない。自由社は、教えています。 ワカタケル大王(おおきみ)の剣。この鉄の剣は、東大の日本史の入試問題にも出たほど有名です。しかし、学び舎や高校山川で学ぶ生徒諸君は、この問題の正解を書くことはできないかもしれません。しかし、自由社の教科書には、この答がそのまま書かれているのです。 朝鮮半島南部に、高句麗の軍事的圧力が強くなる中、倭国の立場を強くするため、宋に倭国の軍事的支配権を認める称号を要請し、認められた。国内では小国分立の 状態から…