中華思想

(一般)
ちゅうかしそう

儒教的な王道政治の理想を実現した漢民族を誇り、中国が世界の中心であり、その文化・思想が最も価値のあるものであると自負する考え方。中国史における外国からの政治的危機に際して、しばしば熾烈な排外思想として表面化した。(大辞泉)

転じて、自国(自文化)至上主義(優越主義)を示す語として、例えば「フランス中華思想」とか「アメリカ的な中華思想」みたいな言い方がなされる場合もある。

概説

もともと「中華」という言葉自体が周囲の「化外の民」*1に対比して、「世界の中心にいる我らの文化こそが精華なり」との考え方を含んでいる。儒教的な道徳意識はこれを補強し、徳の優れた者が徳に劣る者を指導することを当然とする。現実においても、辺境より侵入してきた蛮族が、武力でもって中華地域を征服しながら、文化的には却って中華文明によって支配されるという現象が繰り返し出現しており、その主張を裏書きするかのような結果となっている。

*1:夷狄とも。蛮族なり野蛮人なりという意味。本来の意味は王化(王者の威徳)の及ばぬ民の意。東夷・西戎・南蛮・北狄と概念的に呼称

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