お中日を過ぎて、秋のお彼岸も後半に入ってきました。 彼岸花 彼岸花も、キレイに咲いています。お地蔵様も微笑んでいますね。 さて、今回もお寺に伝わる掛け軸を紹介したいと思います。 中世隠者の一人、鴨長明(1155~1216)の絵像です。 鴨長明かもの-ちょうめい1155?−1216平安後期-鎌倉時代の歌人。久寿2年?生まれ。父は京都下鴨神社の神職。琵琶や和歌にすぐれ,後鳥羽上皇の和歌所寄人にとりたてられる。元久元年下鴨河合社の禰宜に推されたが,一族の反対で実現せず出家。大原へ隠棲後,日野に方1丈の庵をむすぶ。「千載和歌集」に1首,「新古今和歌集」に10首はいる。建保4年閏6月8日死去。62歳?通…