漫画家。1949年5月12日、福岡県大牟田市生まれ。本名も同じ。
手塚治虫の「新選組」に衝撃を受け、漫画家を志す。1969年デビュー。 少女漫画史上、もっとも重要な作家のひとり。繊細な心理描写と流麗な画面構成は数多くの作家に影響を与えた。 シリアスからコメディまで幅広い作品を手がけ、長篇、短編どちらにも非凡な才能を発揮している。 2007年7月より、「萩尾望都パーフェクトセレクション」全9巻を刊行開始。
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タイトル自体は昔から耳にしつつも、当時はそれほど見てみたいと言う欲求はなかった。 しかし、ここ数日、ある人がSNS上であまりにも大絶賛するものだから、何だか興味が湧いてきて、見ることにした。 と言っても、漫画の方ではなく、アニメ映画の方。 今から、およそ40年前(1986年)の作品。 amazonを覗いてみると、何だか高値(約35000円)で買い取りされているみたい。 それだけコアなファンがいることか。 さすがにそんなお金は出せないので、youtubeにアップされているものを鑑賞することにした。 画質は相当粗いが仕方あるまい。 宇宙最高峰の大学コスモ・アカデミーの入学最終試験。それは受験生10…
1964年のフランス映画「悲しみの天使」(原題:Les amitiés particulières) なぜかインヴェンション13番は得意だ 13番はどこかで聞いたのかもしれない 映画「悲しみの天使」で使われたインヴェンション13番 萩尾望都氏の「トーマの心臓」 なぜかインヴェンション13番は得意だ 2回続けてバッハインヴェンションの苦手曲について書いたので、さすがに得意な曲はないものか、と探してみた。 あったよ、これが!イ短調=Amの13番である。 前もって言っておくが、これは私がこれまで弾いてきたインヴェンションのなかで、比較的、得意といえるかなというもので上手に弾けるというわけではない。 …
こんにちは。 里稀(りき)です。 いつもの如く大変ご無沙汰しておりました。 最近、その通りに行くのかどうかは定かではありませんが、私の人生において三年~五年続けられそうなこと、老いても出来そうなことを二つ決めました。 『スカイクロラ』『すべてがFになる』『Xの悲劇』などで有名な工学博士のあだ名で親しまれている作家 森博嗣さんが「みんな人生計画のスパンが短すぎる。最低十年ないと」とおっしゃってられてまして、でも十年は無理ですよとずっと思っていました。 恐らく、人生の半分は生きていないと思いますが、はたと気がつけば母が亡くなった年齢を過ぎていたんですよね。 私は、三十代前半で母親を癌で亡くしている…
突然ですが『ファンレター』って送ったこと、ありますか? 私は今まで1度だけ送ったことがあります。 しかも『恋に恋する乙女』な十代の頃ではなく、20代の中頃に😳 それが漫画家の 📔望月花梨さん でした。 『トーマの心臓』や長野まゆみさんの作品のような空気感 📔『純粋培養閲覧図』 という、透明で美しい響きにひかれて書店の棚から取り出し 🔸新緑の薄緑とフレームの深緑🔸透明で儚げな男の子と女の子 タイトルのイメージ通りの表紙に魅せられて読み始めると、ストーリーも驚くほどイメージ通りでした。 物語の舞台は中学校。 『純粋培養』されているのは、子供の自分と大人の自分がまだ分離している、不安定な状態の中学生…
本屋さんに行くたびに、手に取り、欲しいけど、高いなぁと思い、買うのを何度かためらっていましたが、ついに、購入しました。 「トーマの心臓」と「訪問者」「湖畔にて エーリク14と半分の年の夏」が収録されています。 「湖畔にて」は読んだことないです。 お値段が税込み3,850円もするので、どうしようか迷いました。 でも、B5サイズの本です。そして、 「現存するすべての原画で版を新たにし、最新技術で美麗に印刷。フラワーコミックス版では未収録の扉ページを復刻、カラー原稿はそのままカラーで再現。」と本の帯に書いてあり、これは、購入しないと、後悔するかもしれないと思い、買うことにしました。 中をみると、買っ…
萩尾望都先生の自叙伝「一度きりの大泉の話」から、再び記事にします。 萩尾望都先生は月刊誌の「別冊少女コミック」に描いていましたが、「週刊少女コミック」に描いてくれという話が来たそうです。 編集部で会うと、担当飯田さんが「ベルサイユのばら」の単行本を手に、「萩尾さん、こんな風なドラマチックな、1〜2年連載可能な、スケールの大きな長期連載を頼む」と言われたそうです。 そんなスケールの大きななんて、無茶なと、返事に困っていたら、一緒についてきていた、城章子さんが、「長編ネタなら、「トーマの心臓」があるじゃない」と言ったそうです。 それで、「ドイツが舞台で、300枚ぐらい描いているけど、学園ものだし、…
ここ数ヶ月、書店に行くたびに どうしよっかな~😅? と悩んでいることがあります。 それは 漫画「百億の昼と千億の夜」を完全版に買い替えるべきか!? です。 戦いを率いる女性の阿修羅王が魅力的✨ 📔『百億の昼と千億の夜』 は、珍しく原作小説を読んでいない作品です。 なぜなら 萩尾望都さんの漫画だけで満足しちゃったから😊 です。 「百億の昼と~」は、帯に 人間とは?神とは?存在とは? とあるように 🌟阿修羅王🌟哲学者 プラトン🌟シッタータ(仏陀)🌟ユダ(12使徒の1人) が『神』や『存在』の意味を求めて、アトランティス大陸の時代から遥か遠い未来までを旅する壮大な物語です。 宗教や哲学の話が随所に入…
この本は、萩尾望都先生の自叙伝です。今では、その才能は誰しもが認めるところだとは思いますが、マンガ家になった当時のこと、心に封印していたことが書かれてあります。 私が大好きな「トーマの心臓」も連載第一回めで、打ち切りを告げられたことも書かれていて、とても驚きました。 「ポーの一族」も、連載中はとても評判が悪かったことも書かれてありました。 エドガーが、怖い、冷たいと少女の読者には好きになってもらえませんでしたと書いてありました。 確かに、その当時の少女マンガとしては、「ポーの一族」も「トーマの心臓」も、どちらも異色ですけど。 「トーマの心臓」でエーリクがユリスモールに言った「僕の翼をあげる」と…
『ルルとミミ』 萩尾望都作品目録 - Moto Hagio Works Libraryによれば、萩尾望都さんの雑誌初掲載のマンガのようです。 「なかよし」1969年夏休み増刊号に載った、20ページのマンガです。 絵柄は、目が大きな少女漫画風の少女が描かれているものの、まだ萩尾望都独特の雰囲気はほとんんど感じられません。 誰のマンガともいえるような、昔はみんなこんな感じだったというような絵柄です。 ストーリーは、双子の姉妹がケーキを作ってコンテストに出品することから始まる、ドタバタ劇。 日常生活なのだけれども、ありえないような事件が起こり、おかしな具合に解決していく、コメディのような内容です。 …
ここ、半年ほどの間に、急に昔の少女漫画が読みたくなり、ネットで購入しています。池田理代子先生の「ベルサイユのばら」「オルフェウスの窓」 そして萩尾望都先生の「ポーの一族」「トーマの心臓」「11月のギムナジウム」 木原敏江先生の「ユンタームアリー」(摩利と新吾の欧州秘話)も買いました。 そして、最近山本鈴美香先生の「七つの黄金郷(エルドラド)」を購入しました。 そして、そういえばと思いだして読みたくなったのが、三原順先生の「はみだしっ子」です。 これも、購入しました。でも、まだ、読み始めていないです。内容が重かった、難しかったという印象ですが、大人になった今なら少しは理解できるかもしれないと思っ…
1.黄金虫変奏曲(リチャード・パワーズ) バッハの「ゴルドベルク変奏曲」とポーの『黄金虫』を合成したタイトルを持つ本書は、分子遺伝学、進化論、情報科学、音楽、文学、歴史、絵画などの知識を縦横無尽に駆使して創作された野心的な作品です。1950年代の遺伝子学者たちと、1980年代の情報技術者たちの2組の恋愛模様が、長い時の中で反復や変奏を奏であいながら、二重螺旋のように絡み合っていきます。人類の傲慢で愚かなふるまいが、人類自身を含む多様な種の保存を脅かしていることへの警鐘を鳴らしつつ、人々に祝福を与えるという超絶技巧が凝らされているにもかかわらず、読後感は爽やかです。 2.ザ・ディスプレイスト(ヴ…
「『映画エロス』というのはヘンな雑誌で、レッキとしたエロ本であるにも拘わらず、一貫したテーマが“発情を拒否する”というセンだったんで、あんまり売れませんでした。値段も九八〇円だったし。僕達の悲願は、ただひたすら値段を下げて売れるように! だったのですが、とうとう出来ませんでした。そんで、そんなことをやってる内に、やることやり尽しちゃったので、“じゃ、もう止めよう”ということで、廃刊になりました。/『映画エロス』というのは、ミニコミでもなんでもない、レッキとしたエロ本出版社から発行されてたエロ雑誌だったのですが、貞操観念のまったくない僕達は、それを同人誌代りにして、強く生きてました。『映画エロス…
11年前の第1弾作品15本と、新たに描き下ろされた新作・第2弾作品6本を順次配信します。 今週はこちらの2作品を配信します。 カラスヤサトシ「夕子ちゃんの近道」 島田虎之介「猛スピードで母は」 次回10月6日(金)正午はこちらの2作品を公開します。 100%ORANGE「女神の石」 よしもとよしとも「噛みながら」 ↓今後の第1弾配信作品です。 フジモトマサル「ねたあとに」 陽気婢 「エロマンガ島の三人」 小玉ユキ「泣かない女はいない」 うめ「パラレル」 島崎譲 「THE BUNGO」 吉田戦車「ジャージの二人」 オカヤイヅミ「佐渡の三人」 ウラモトユウコ「サイドカーに犬」 河井克夫「タンノイの…
毎月11日に全国各地で開催される「フラワーデモ」に敬意を表し、私たちならではのフラワーデモの一形態として、スロウな本屋さんの営業日に開催しているフラワー読書会。 9月11日(月)の夜は、『女ことばってなんなのかしら?』を題材に、言葉や物語とジェンダーの関係について語り合うことができました。 slowbooks.jp 女ことばには命令形がない問題。 日本語は受け身が多く、罵倒の言葉が少ないといった日本語の特徴。 物語のなかで男性は上の名前で女性は下の名前が使われることが多い問題。 かぐや姫や若草物語といった物語で描かれる女性たちの姿。 そこに込められた期待や願望。 そこから派生して、萩尾望都など…
はてなブックマークのブックマーク数が多い順に記事を紹介する「はてなブックマーク数ランキング」。9月18日(月)〜9月24日(日)〔2023年9月第4週〕のトップ30です*1。 順位 タイトル 1位 「汚れの落とし方」を科学で分析。「洗浄技術の研究者」に教わる、汚れとの戦い方 | となりのカインズさん 2位 「指笛」吹きませんか 警視庁 3位 原作『攻殻機動隊』全話解説 [第一話]|ヒト 4位 ジャニーズ・東山新社長が決断、社名変更&新会社設立へ 所属タレント移籍、現会社は補償会社として存続(1/2ページ) - サンスポ 5位 陰謀論基礎問題50(問題編)|雨宮純 6位 メルカリ社員、男女の賃金…
b.hatena.ne.jp 別件ではてブを開いたら、トップに来てたので読みました。しかし、私は長嶋有という小説家さんの小説をたぶんひとつも読んだことがなく、このマンガ版も、十一年前に光文社から紙版で出たものを今回双葉社が電子化ということなので、新作ではないという。 長嶋有漫画化計画 (webアクションコミックス) 作者:長嶋有,うめ,ウラモトユウコ,衿沢世衣子,オカヤイヅミ,カラスヤサトシ,河井克夫,小玉ユキ,島崎譲,島田虎之介,萩尾望都,100%ORANGE,フジモトマサル,陽気婢,吉田戦車,よしもとよしとも,藤子不二雄(A) 双葉社 Amazon コナリミサトなどが描くというシリーズ第二…
9月24日は、私が一番好きな漫画家山岸凉子の誕生日なんで、昔の記事を再録しようと思ってたら日にち過ぎてた……。 漫画の神様が手塚治虫なら、私的には漫画の女神様は山岸凉子なんですよっ!私は少女漫画をあまり読まないし、女性漫画家の作品より男性漫画家の作品の方が感性が合うんすが、好きな漫画家を一人選ぶとなると山岸凉子以外考えられない。『ガラスの仮面』や『はいからさんが通る』や『パタリロ!』なんかで少女漫画って面白いのかなと思い1980年代終わりから1990年代初めくらいに、成田美名子、清水玲子、松苗あけみ、とか『やじきた学園道中記』とか『麒麟館グラフィティー』とか読んだり『ぱふ』を買って人気上位の少…
土曜日は午前中雨だったので、午後に近場の散歩のみ。 日曜日はもう早朝でなくても大丈夫な気温になってきたので、 相模大野まで電車で出て、ブックオフ寄り道して町田まで歩いて戻るコースで。 7,919歩と16,959歩で、休日の自主的ノルマ・平均一万歩を達成。 昨日のブックオフ相模大野店 准教授・高槻彰良の推察 2 相尾灯自・澤村御影 MFC ¥60 信長遊び 黒鉄ヒロシ リイド社 ¥60 1.はもうちょっとだけ続けてみることにした作品、この2巻の出来映えで判断かな。2.は巻末の参考文献がずらりと並んでることからも推察される、かなり気合いの入ったっぽい歴史漫画。 昨日のブックオフ16号相模原上鶴間店…
晴れの日曜日。暑さ寒さも彼岸までということで少し涼しくなってきた。 長嶋有作品を萩尾望都と衿沢世衣子が漫画化したものを読みながら(どっちも良かった。「十時間」は萩尾望都さんの漫画家としての表現力が遺憾なく発揮されているから、萩尾望都作品に触れたことのある人もない人もぜひ読んでほしい)、そういえば最近長嶋さんの作品を読んでいなかったなと思う。高校生のころにいくらか読んでいたはずで、高3の時には『夕子ちゃんの近道』を日直の1分間スピーチでクラスメイトの皆にこの本の紹介をした記憶がある。本当に良い作品だった。僕はもっと長嶋さんの作品を読んだらいいような気がする。 お彼岸なのでお墓参りへ行く。祖母のお…
その日読んだ漫画の雑感をまとめておくエントリです。 リンク切れや無料期間公開終了などご容赦くださいませ。 本日は12件の漫画の感想です。 『逢いたくて、島耕作』 「まめで四角でやわらかで」 カッパ少年紅介〜昭和妖怪恋物語〜 「肉の女王は愛の月(読み切り) 「[番外編5]サチ録~サチの黙示録~」 『指先と恋々』 【読切】俺の尿路結石と高橋さん 『女甲冑騎士さんとぼく』 「ふたりきり晩酌」(読み切り) 「[第一話]歴史メンタリスト」 芥川賞・大江賞受賞作家・長嶋有の小説コミカライズ 萩尾望都「十時間」衿沢世衣子「ぼくは落ち着きがない」 『逢いたくて、島耕作』 モーニング 2023年43号 [202…
こんにちは、こんばんは、おはようございます。 タイトルのとおりですが、私自身ずっと自分はゲーム好きだと思っていたし、そう言っていました。しかし、ふと思ったのです。そう言いながらもゲームをすることに罪悪感を持っている、更に言うなら、無意識的にある種の見下しをしてしまっている可能性が高いと。 しかし私自身は間違いなくゲームが好きで、ゲームを楽しんでいるのも事実。 この矛盾は何かということを、ちょっと吐き出したくなりました。
私が生観劇をするときは、いつも、自分が拍手したいところでしか拍手しないようにしている。 手拍子求められる場面はもちろん乗るし、最後のご挨拶的な場面ではありがとうの気持ちを込めて拍手するけども。 絶対に拍手しないでござるの場面 そりゃもう、トップコンビの、娘役もちあげてのくるくるリフトでしょう。あんなもん誰が拍手するか。 というかマジでなんでいつのまにか必須になってんだろう。振付家だってそう思っているに違いないのにやめられなくなっている病にかかっているのか。どこからくる同調圧力なんだろう。競技ダンスを観ているんじゃないんだから、なくていい、無理しているのは全員わかっているんだから。 それにあれ、…
私の生涯で出会った名人教師は数多あります。特に私のような職業であれば、実践界で伝説を残すような方も参観させていただきました。しかし、それらを上回る先生がいます。高校時代の宮澤先生です。この先生のすごさを語れば、長々と書かなければなりません。しかし、本題ではないので割愛します。高校教師になる直前に宮澤先生に会いました。そして、教師になる前に何をするべきかを聞きました。当時、週一で国会図書館に通い、柳沢吉保を研究し続けていた方ですから、教材研究を進められると思いました。ところが言われたのは「落語を聞きなさい」とのことでした。教師は語る職業だから、語り方を学びなさいと言われました。宮澤先生の初任校は…
久しぶりにここに書いてます。 朝晩の寒暖差にやられ、風邪を引いて体調不良のオンパレードになってから気持ちも弱り、 中々冷静な気持ちでいることが難しく、 何か書くことと言ったら「だるい」くらいだったので切なかったです。笑 やっと少しずつ治ってきたかなーといったところかな……?? 季節の変わり目は年々不調に見舞われるのでとにかく苦手です。 得意だぜ!っていう人もそういないかと思うけど、やっぱり心身ともに弱ります。 そんな中、今日は休みだったからどうしようかなー、最近心も動かないしなーと思いながら、 私の好きなCDや本で埋め尽くされた本棚を眺めながら癒されたり。 1997年発売のSUGIZO表紙だっ…
血の轍(16) (ビッグコミックス) 作者:押見修造 小学館 Amazon 8月26日の視聴 ・『【NHK地域局発】北海道道「没後15年 氷室冴子をリレーする」』 →2023年6月23日の本放送(北海道地方のみ)。6月3日の東京・早稲田での“偲ぶ会”。氷室冴子さん、2008年に死んでたとは…。 →わー、懐かしい!『海がきこえる』。もう映画から30年かー。岩見沢出身だったのね。 海がきこえる [DVD] 坂本洋子 Amazon →ちょいとドラマ仕立て。ここはホントに岩見沢の図書館…なのかな? →萩尾望都さん⇩や! 【2021年『2月22日の視聴』100分de萩尾望都→https://morits…