パラダイス・ガーデンの喪失 葉崎市シリーズ 作者:若竹 七海 光文社 Amazon 近頃、年のせいか、登場人物が次々と現れて、 くるくる場面転換していくストーリーが苦手になってきている。 それぞれがそれぞれの事情を抱え、人物が増えるごとに、 その事情も増えていく。 頭の中で、物語がとっちらかっていく。 人物の名前もすぐ忘れるし。 この人、誰だっけ。 始まりは、パラダイス・ガーデンという庭園で、 一人の女性の遺体が発見されたこと。 結末近くまで読んで、幸せな結末、とまではいかないまでも、 収まる所に収まったのかな、と思ったら…。 そうは、問屋が卸さなかった、やっぱり。 この作家さんの、「殺人鬼が…