(1) 題弁 『意拳正軌』の序には、「技撃の道を言い表すことは甚だ難しい」とある。今、私はその難しいことを強いて表現するが、それは「言葉は心無くして出る」ということである。「心にその心無し」、「無心の言葉」、これを「無を以て為す」と言うのである! 朱谦之の解釈によれば、「時とともに移り変わり、物事に応じて変化する」である。故に言葉にするのが難しいのである。 (2) 韓嗣煌先生打油詩(作者 ─ 韓嗣煌先生) 「神意を重んずることなく、ただ闘牛を重んじ、鯉が柳の枝にかかり、猿が泳ぎ、羊が木に登るようである。愚かな子供は依然として鉄球を抱くことを夢見る」。散手や推手においては、闘牛を避けるべきで、拙…