「ジャズで踊って」の本筋から離れて、永井智子さんの後を追って、脇道にそれ ていることです。昨日は、荷風が永井さんとそのパートナーであった菅原明朗さんと ともに明石へと疎開するところを、荷風の日乗の20年で見ておりました。 荷風と永井智子さんと菅原さんは、昭和13年に荷風の筆による「葛飾情話」とい うのをオペラに仕立てて、上演しているわけですから、日乗の昭和13年をチェック したら、この「葛飾情話」についてでている可能性が高いということですね。 それは見てみなくてはで、その昔に確保した「荷風全集第22巻」をひっぱりだし てくることにです。(荷風の「断腸亭日乗」この全集の端本を集めてそろえたのです…