作家。 1950年4月12日、福井県福井市出身。早稲田大学第一文学部中退後、渡仏、エールフランスに勤務。帰国後の1986年、『野望のラビリンス』で作家デビュー
『鋼鉄の騎士』(新潮社)で、第48回日本推理作家協会賞受賞。 『愛の領分』( 文藝春秋社)で弟125回直木賞(直木三十五賞)受賞。 『求愛』で第6回島清恋愛文学賞を受賞。
今日の天気は一応、晴れ。だが、寒い。 気温は5℃~15℃。桜が咲く頃にしては寒い。 花見も少し寒いか。 明日は崩れそうなので、花見は今日がピークだろう。 私は特に予定は無いが。 いつものように午前中ジムへ。昼は軽く。コメダ。 サラダ多めの軽いランチ。 そういえば昨夜は軽く飲みに行った。 コロナを怖がってばかりいられない。 気を付けながら少し思い切って。 梅田の岡長へ行った。 やはり一人でしんみり、いいもんだ。 さて今日のお勧め本は。 「恋愛事情」 藤田宜永 藤田宜永の作品もそこそこ読んできた。 残念ながら2020年に逝去された。 まだまだ活躍できると思っていたのに残念だ。 言うまでもなく奥さん…
昨年急逝した直木賞作家・藤田宜永氏の小説『愛さずにはいられない』を読了。著者の唯一の自伝的小説といわれる、原稿用紙千三百枚の大長編だ。その長さにもかかわらず、文章自体はとても読みやすく、生き生きとした会話や臨場感溢れる場面展開の妙に引き込まれつつ読み進み、予想より早く読了した。著者の卓越した小説技法のおかげだろう。あるいは、私小説を嫌っていた著者が、読者に受け止めてもらえるだけの技法を高めるまで、自らをさらけ出す機会をひたすら待っていた、と言うべきなのかもしれない。 愛さずにはいられない (新潮文庫) 作者:藤田 宜永 新潮社 Amazon 正直言うと藤田氏の作品は私が最も好んで読みそうにない…
藤田宜永 さん 作家。 1950年(昭和25年)4月12日、生まれ。2020年(令和2年)1月30日、死去。 情報 藤田宜永とは - コトバンク 訃報 藤田宜永さん死去 直木賞作家: 日本経済新聞 作家の藤田宜永さん死去:時事ドットコム https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200130/k10012265611000.html 直木賞作家の藤田宜永さんが死去 妻は小池真理子さん:朝日新聞デジタル 直木賞の藤田宜永さんが死去 妻は作家小池真理子さん | 共同通信 中村龍史 さん 舞台演出家。俳優。 1951年(昭和26年)3月5日、生まれ。2020年(令和2年)…
山之口洋の第三作 2001年刊行作品。『オルガニスト』で第10回日本ファンタジーノベル大賞の大賞を受賞した山之口洋(やまのぐちよう)の三作目。 単行本のみで文庫化はされていない。 おススメ度、こんな方におススメ! おすすめ度:★★★(最大★5つ) 15世紀のフランスを舞台とした西洋歴史小説を読んでみたい方。詩人フランソワ・ヴィヨンを愛している!もしくはその人となりを知りたい!と思っている方。山之口洋の不遇な(後述)代表作が気になる方におススメ。 あらすじ 15世紀初頭。フランス。ジャンヌ・ダルクが焼かれた年に生まれた私生児フランソワ。彼はサン=ブノア教会の司祭によって育てられパリ大学に入学する…
正月休みが終わって、2023年が動き出した。 慌ただしい日が始まる。 買い物に出たわたしは、信号待ちをしていてふと上を見上げた。 視線の先に、丘の上の図書館の屋根が見えた。 買い物を後回しにして、図書館に向かった。 駐車場はあいかわらず市松模様に敷き詰められた煉瓦だった。 ガタガタと揺れながら、一見おしゃれに見える煉瓦の駐車場を眺めた。 (駐車場を作った人は走り心地を確かめなかったんだろうか…) と、思っていたのを思い出した。 最後に来たのはいつだっただろう。 たぶんコロナ前のことだ。マスクをして図書館に来た記憶はない。 中に入ると、おさえ気味の照明も漂う空気もむかしのまま。 向かう本棚は決ま…
『アナベル・リイ』(小池真理子・著) 今年7月に刊行された、小池真理子の長編怪奇小説。 著者のエッセイは1年前に『月夜の森の梟』を読んだけれど、小説では短編集『千日のマリア』以来久しぶりだ。 怪奇小説は、好奇心はあっても好んで読むジャンルではなく、夜だと怖いので、なるべく明るい時間帯を選んで読み進めてみた。^^; 主人公である悦子の、40年前からの回想記録として、物語が語られている。 悦子は、現実主義者で非科学的なものは一切信じず、大学時代男子学生から「女の軍人を連想する」といわれるくらい、感情を露にすることもない性格と序章に出てくる。そんな悦子が怪奇現象に巻き込まれていってしまう。 1978…
www.youtube.com 1997年9月27日、よみうりホール。 [脚本]辻眞先 [演出]山村正夫 [制作]松本守正 [音楽]岸田哲 [絵]藤子不二雄A [似顔絵]菅谷充 赤川次郎──赤川次郎 秋月達郎──ガードマン 浅羽莢子──ニュースカメラマン 綾辻行人──三河町半七 新井素子──小坊主 泡坂妻夫──泡坂妻夫そして魔術師 井沢元彦──演出家代理 内田康夫──内田康夫 逢坂剛──ガードマン 大沢在昌──明智小五郎ときとして小林少年 小川美那子──小川美那子そして黒とかげ、など 加門七海──少女探偵団員 菊地秀行──むっつり右門 北方謙三──明智小五郎ときとして小林少年 北村薫──春桜亭…
トレンドワード20選 ミサイル 村上 56号 江戸川 オーバーウォッチ2 新米錬金術師の店舗経営 懲戒処分 玉川徹 ノーベル賞 世界卓球 朝ドラ Mリーグ 内川聖一 Vポイント 戦力外通告 インフルエンザ予防接種 田中将大 ロッテ ドバイ 舞いあがれ 毎日王冠 ミサイル ミサイル(英: missile)とは、目標に向かって誘導を受けるか自律誘導によって自ら進路を変えながら、自らの推進装置によって飛翔していく軍事兵器のことである。誘導弾(英: guided missile)ともいう。誘導ミサイルと呼ばれることもある。 Wikipedia 関連(かもしれない)商品 極超音速ミサイル入門 [ 能勢伸…
ゆっくり2日かけて読書した。 小池真理子さんの 『月夜の森の梟』 読み終えてから 本にソフトアクリルカバーをかけた。 この本は繰り返し読む、 大切に扱わなければならない一冊、 そう思ったからだ。 30年近く前に病気で亡くした娘のことと、 末期癌の診断がおり、 闘病する父に 真正面から寄り添い 看送った日々のことを思い出しながら 読み進めた。 固い蓋をした喪失感に 向き合うことができた。 かけがえのない人を亡くし 何十年経ったところで 喪った人への思いが 深ければ深いほど どうにもならない哀しみがある。 この本を開いている間だけは 安心して喪失感に浸れる。 そんな貴重な場所を 見つけてしまった。…
トレンドワード20選 ミサイル オーバーウォッチ2 村上56号 新米錬金術師の店舗経営 ノーベル賞 世界卓球 Mリーグ 内川聖一 インフルエンザ予防接種 戦力外通告 田中将大 ロッテ 舞いあがれ 毎日王冠 オリックス スプリンターズステークス 地震 七人の秘書 インドネシア 松任谷由実 ミサイル ミサイル(英: missile)とは、目標に向かって誘導を受けるか自律誘導によって自ら進路を変えながら、自らの推進装置によって飛翔していく軍事兵器のことである。誘導弾(英: guided missile)ともいう。誘導ミサイルと呼ばれることもある。 Wikipedia 関連(かもしれない)商品 極超音…
奥三界は見えない・・・ 20220813Saturday 7:00起床。家内は6:30に起きた。家内OFF。洗濯。曇りのち雨。 8:40PC BLOG。 9:00散歩。傘を持って出かけた。Yも外出した。 北CCW.北関戸、アパート南の空き地で草刈りの方がいた。 中山道も歩く方はいない。関戸、甚平坂、鈴木家のPにマイクロバスが来ていた。 おそらく初盆の集まりがあるのだ。裏手の路地に3台ほど車があった。 公園からは山は見えず。三界山の向こうに雲が立って奥三界が見えない。 鴨田、安原、岡北、P社は休みだがプレスの音がしていた。速さからいうと大型順送だろう。 花ノ木、美容院に客一台。 土々ヶ根、町内に…
なかなかおもしろい本に出会わない、とは以前書きましたが、そんな中でも私なりのおもしろい小説の見つけ方、選び方を書いてみたいと思います。 おもしろい小説の見つけ方、選び方とは言っても、正確には「おもしろくない小説の避け方」といった方が適切かもしれません。 いくつか列挙します。 ①「抱腹絶倒」、「痛快エンターテインメント」、「胸に突き刺さる」・・・、こういった惹句がついている作品は避ける これらの惹句は、事実の裏返しであることが多いです。作家はもとより編集者が読んで本当に抱腹絶倒したかはなはだ疑問です。 ②男性作家が描く女性主人公、あるいは女性作家が描く男性主人公の小説は避ける これはもちろんもの…
以前、日本尊厳死協会のことを書きました。 https://hiromori.hatenablog.com/entry/2022/07/27/015746 その会報で、小池真理子氏の最近のエッセー「月夜の森の梟(フクロウ)」に言及があり読んでみました。 www.amazon.co.jp 最近亡くなった夫君の藤田宜永氏を思いつつ、軽井沢で寂しく暮らす日々を綴ったエッセーです。 朝日新聞の連載をまとめたものです。 素晴らしいですね。感動もの。泣けました。 ***** 今日の定例 ***** 今週、JT ALPHA は、double issueの後で、休刊です。 hirobible.hatenablo…
3月の残り『喝采/藤田宜永』『蟻の木の下で/西東昇』『世界3月号』を書きました。 『喝采/藤田宜永』 500頁の大部。1971年、浜崎順一郎は31歳の時、父親が遺した探偵事務所を引き継ぐ。時代設定は72年の東京ですが、留守電もファックスも普及していない、もちろんパソコン、携帯もない時代の探偵を描くハードボイルドです。以前に読んだ『タフガイ』の前の作品です。 藤田宜永さんのファンで結構読んでいますが、これはちょっと冗漫でした。 娘だと名乗る女から、引退した女優を捜してほしいという依頼が来ます。その元女優はすぐに見つかりますが、浜崎とあった後に殺されます。 ここから長い話になります。浜崎は容疑者か…
hahanokaigo.hatenablog.com 20220722-06x.mp3 - Google ドライブ 洋子とヒロでトンカツ。 愛の領分 (文春文庫) Kindle版 藤田 宜永 (著) https://www.amazon.co.jp/dp/B009DEDTFC/ref=docs-os-doi_0 面白く読了はしたが、あまり、感激なし。やはり細君の方が上かな。 「死への準備日記」として別ブログを作ろうかとか考えたが、どうするか????
hahanokaigo.hatenablog.com 20220722-05x.mp3 - Google ドライブ 洋子、東毛呂埼大、リハビリ、駅まで送り、買い物。2683歩。 以下、読みだす。 愛の領分 (文春文庫) Kindle版 藤田 宜永 (著) https://www.amazon.co.jp/dp/B009DEDTFC/ref=docs-os-doi_0
hahanokaigo.hatenablog.com 20220722-04x.mp3 - Google ドライブ 洋子と早朝散歩。3400歩。 藤田宜永「老猿」読了。後半はバタバタだったが、面白く読めた。 老猿は作者本人か。。。不条理を書こうとして、書ききれない。
hahanokaigo.hatenablog.com 20220722-03x.mp3 - Google ドライブ 洋子と早朝散歩。 以下、読みだすが、途中で投げる。 巴里からの遺言 (文春文庫) 文庫 – 1998/12/1 藤田 宜永 (著) https://www.amazon.co.jp/gp/product/416760602X/ref=ppx_od_dt_b_asin_title_s00?ie=UTF8&psc=1 そして、以下を読みだすが、こちらはOK。 老猿 (講談社文庫) Kindle版 藤田宜永 (著) https://www.amazon.co.jp/dp/B00DTQ4…