作家。1952(昭和27)年10月28日東京都生まれ。成蹊大学文学部文学部英米文学科卒。出版社勤務、雑誌新聞等のフリーライターを経て、78年、初めてのエッセイ集『知的悪女のすすめ』を発表。以後エッセイストから作家に転身。89年『妻の女友達』で日本推理作家協会賞を、96年『恋』で第114直木賞を受賞。夫は作家の藤田宜永。
爪が元気じゃない 私の爪は非常に脆い。指の爪も足の爪もよく割れたり剥がれたりする。 何かのかじり読みで、爪が脆いのはカルシウムが足りないのが原因だと見た事があるが本当だろうか。 炭酸が飲みたくなるのもカルシウムが足りていないからだとネットで読んだ。 私にはカルシウムが欠落しているのかもしれない。 気に留めて摂取しなければと思っている。 寂しい安堵 SNSは良くも悪くも人の意見に溢れている。時にそれで救われる事もある。 私の最近のブログではおなじみの小池真理子先生はパートナーを喪った後、同じ境遇の人のつぶやきをTwitterで探したそうだ。そして同じ感情を持っている人を見て安堵し、Twitter…
スターゲット!(26) スターいつもありがとうございます。毎日嬉しいです。 誰にも責める権利は無い 「月夜の森の梟」の中で、喪失の中にいる小池先生に「(いつまでも落ち込んでいては)だめじゃない」とハッパをかける人がそうだ。小池先生はすぐ話題を変えたという。 これは喪失の経験が無いまたは乏しい無垢な励ましだとも思う。 以前のブログでも言ったが、違国日記において槙生さんが「あなたの感じ方はあなただけのもので誰にも責める権利はない」と言っている。 この言葉を私は大事にしていて、どんな感情も実害をもたらさない限り、その人を責めるのは良くないと思っている。 ハッパをかけた相手にも相手なりの気遣いがあった…
スターゲット!(25) スターいつもありがとうございます!読んでくれている事に心から感謝です。 真に理解するという事 「月夜の森の梟」の中で、「喪失のかたちは百人百様である」と書かれている。これは、様々な感情に通ずる事だと思う。 以前にも書いたが、私は数年に渡り、ボロボロだったし今もややボロボロである。そんな状況で感じた事は悲しみの底に沈んでいる時、正直殆どの言葉がこちらに響かないという事だ。 寄り添ってくれるその感情がどんなに嬉しいものでも、悲しみは癒えない。何故かってその人は私と同じように悲しくは無いからだ。 私の悲しみは私だけのもので他の誰にも共感は出来ても、真に理解する事は出来ない。他…
スターゲット!(24) スターいつもありがとうございます!私の言葉が誰かに届いている。まるで駅の伝言板のようだと勝手に思っています。 日常に常に備えを 小池先生は御自身を「悲観的な子どもだった」と、現在に至るまで、日常的に最悪の状態を想定していると仰っている。 その文章に私は非常に共感した。 私もいつ頃からかは分からないが現在に至るまで多くの時間の中で、最悪の事態を想定して構える人間だからだ。そうする事で自分を守っているのだと思う。 こういう事態になるかもしれないと考えた時に、どうするのか考えたり、どうしようもなくても想定する事で構える事が出来る。 大体の出来事はーーー、本当に大体だが想定した…
スターゲット!(22) スターありがとうございます。読者の方もありがとうございます。日々の中に私のブログを読む時間、スターをつける時間がある事、不思議で嬉しいです。 死んだふりは果たして幸せか 「月夜の森の梟」の中で小池先生のパートナーが生前、自分は死んだという事にして小池先生に全てを任せたいと言っていた事があったと書かれている。その文章を読むまで考えてもみなかったがそれが出来たら凄いなと思った。 自分に置き換えて考えてみた。あまり人付き合いが上手いとは言えない私が社会と完全に断絶できる方法であり、助かるかもしれないと思った。しかしこうも思った。断絶した時、後悔もきっとすると。 別の小説の話に…
スターゲット!(21) スターいつもありがとうございます!毎日何かを見続けるって結構骨が折れるのでは無いかと思うのに、それを私のブログで行って下さって嬉しいです。 家具を見る ひとり暮らしを今後どのタイミングかでするだろうと思い、電化製品を見ていた。最近は家電量販店オリジナルの製品があるらしい。メーカー製品との違いは何だろうか。クオリティにあまり差が無いのであれば、そちらでいいのではと思っている。詳しく調べるつもりだ。 ただなんとなく電子レンジは良いやつを買いたいと思っている。電子レンジは1日に何度も使う家電だし、美味しいごはんを作る為に必要であると思う。 あと家のWi-Fiをどうするかも迷っ…
スターゲット!(19) スターいつもありがとうございます。自分の何気ない話を毎日のように見て下さる方がいるのが不思議で嬉しいです。 人を推すロンロンを推す OUR FEELで連載されている「ロンロン、沼を知る」に最近はまっている。 ざっくりあらすじを言うと友達に勧められて見た動画の韓国アイドルにハマったロンロンさんとその御友人の推し活の話だ。 インスタでも連載されている。今回はOUR FEELのリンクを貼っておく。 ourfeel.jp このお話の何が好きって、趣味がSNSだった(それもまた楽しいが)ロンロンさんが推しと出会い、韓国に行きたくなったり、推しに会うために貯金を始めたりするところだ…
図書館に行きたい 図書館に行きたい。家にある本は集中力を長時間要する本でなかなか読めない。児童書の温かさや、読みやすさに触れたい。 児童書に、特に顕著に見られる事として挙げられるのが、「読みやすいように創意工夫」されている点だと思う。 児童が読みやすく、本に集中して楽しめるよう、言葉遣いやルビ、挿絵等で工夫されているのを見るのが好きだ。 今読みたいのは、「そばかすイェシ」。 小さな幸せ、誰かを想う優しさといったものが詰まっていて大好きだ。 手元に置いておきたいけど売っていない。 あと児童書では無くて先程言った事と矛盾しているが「世界がはじまる朝」も読みたい。この本は非常に読みやすい。 主人公は…
堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー (角川ホラー文庫) 作者:宮部 みゆき,新名 智,芦花公園,内藤 了,三津田 信三,小池 真理子 KADOKAWA Amazon あらすじ 司法書士事務所のの女性事務員「わたし」は事務所のボスに頼まれ先日亡くなった女性実業家のリゾートマンションへ行き死後相続に付随する部屋の整理を頼まれる 午後車で事務所を出発し、途中道が分からなくなるも走った先にたいまつが輝いて数人いる場所へたどり着く 1人の黒いジャージを着た若い男性が道の前に飛び出てきたこと良いことに町へ行く道がこれで良いかを尋ねる 快諾しもうすぐだと答えてくれた 目的のリゾートマンションに着き、管理人…
2024年9月4-10日 ・ニッコロ・マキャヴェッリ(森川辰文訳)『君主論』 ・小池真理子『恋』 ・小池真理子『欲望』 ・村上春樹『女のいない男たち』 ・ナサニエル・ホーソーン(小川高義訳)『緋文字』 ・ジェーン・オースティン(工藤政司訳)『知性と感性』 ・岡野宏文、豊崎由美『百年の誤読 海外文学篇』 ・ウンベルト・エーコ(河島英昭訳)『薔薇の名前』上 以下コメント・ネタバレあり