違国日記

だいぶネタバレです 見ていない人、読んでいない人注意 ですが 違国日記 belphegor729.hatenablog.com 感想、というか失望をぶちまけた記事でこういうコメントもらったんですけど 最初に、感想記事で強い言葉を使ってしまったことは良くなかったなと少し反省してます お前こそポリコレ言いたかっただけやろってのはあったかもしれない 他に入れるべきエピソードあったやろってまぁあったと個人的には思うんだけど、別に千世のエピソードも重要なエピソードで、ただこんな雑に突っ込まれるならもっと他にと思ったんだけど、多分この監督だと突っ込んだほかのエピソードも尻切れトンボになって「ん？」ってなっ…

「違国日記」2024年6月11日（火）イオンシネマ板橋にて。午後2時30分より鑑賞（スクリーン9/F-11） ～叔母と姪の奇妙な同居生活。わかり合えなくても寄り添うことはできる 2回続けてイオンシネマ板橋。今回もサブウェイのサンドイッチを食す。取材のインタビュー後に急いで駆け付けたので時間がなかったのだ。 そして駆け込んだスクリーン9。観たのは「違国日記」。ヤマシタトモコの漫画を「PARKS パークス」「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」「ジオラマボーイ・パノラマガール」の瀬田なつき監督が映画化した。 人見知りで不愛想な小説家と、彼女が勢いで引き取った亡き姉の娘（つまり姪）の共同生活を描いたド…

正直原作未読で映画を見た人がうらやましいと思っていて 原作を知らなければ、気にならずにすっと入ったのでは、と思うところは多々あるのです で、映画しか見ていない人については、ぜひ原作を読んで 映画が描き切れずに泣く泣く削った部分がどれくらい深かったのか ということをぜひ知ってほしいんです 今ちょうどピッコマで３巻まで無料やっていますし AmazonでもKindle Unlimitedで３巻まで無料 違国日記（１） (FEEL COMICS swing) 作者:ヤマシタトモコ 祥伝社 Amazon 原作はもっと詩的 朝を囲むキャラクターたち 朝のキャラクター設定 槙生と姉について 朝が喪失を自覚す…

２０２４年６月１２日（水）レイトショー 映画『違国日記』HPから マナと二人で。 昨日１１日、プライム３階の紀伊国屋書店さんに、 宮島未奈さん来てたらしい。 そうそう、先週末のスマイルガールズ練習終わりに、中２の選手二人から 修学旅行土産。 ありがとね。 中学校の修学旅行、、、、なつかしい響き。 今日１３日開催の保護司会役員会で配布された文書。 よりによってこんな事件。 ＜ご参考＞ news.yahoo.co.jp

ずーっとこのまま観続けていたい。そんな映画でした。 あなたの大切な人は私の大嫌いな人。そこは絶対に分かりあえない２人の同居生活。思春期の女子の行動や思考は観ていてもなかなかに理解できない部分も多い。人懐っこい表面とは裏腹に傷つきやすい女の子と不愛想でとっつきにくいが内面は・・・と正反対の大人。 両親を亡くした少女は泣く。優しくしてくれる人、仲良くしてくれる人はいるが、みんな私が1番ではない。私を1番に思ってくれる人はもういない。わかる。 わかりあえなくても、1番ではなくても、一緒にいる、寄り添えることはできる。そんな距離感の関係も良いなと感じました。

2024/6/1 8時起床。スクランブルエッグとトーストの朝食。で今日は朝から京阪電車に乗って京都まで。MOVIX京都で今泉力哉監督「からかい上手の高木さん」観る。西片はクラスメイトの高木さんにいつもからかわれてばかり。そんな中学生二人の初恋未満な関係を描いたドラマ版から10年後の話。地元、小豆島の体育教師としてかって通った中学校で働く西片。10年前に父の転勤でパリへ、今は東京の美術大学で絵を学んでいる高木さんが教育実習生として島に帰ってくる。10年ぶりに再会する二人。初恋未満のまま止まっていた二人は…。ってな話。初々しい爽やかさは中学生なら確かに成立するが、さすがに10年後となればそれはもう…

本日初日。 席数１５１の【SCREEN7】の入りは三割ほど。 初回の上映とのこともあり、関係者が複数人入口の脇から客の入りと層を確認しているのも毎度の情景。 組織や社会を変えるのは「よそ者」「わか者」「ばか者」だと言う。 それは共同体の最小単位である家族にしても同じことだろう。 本作の片方の主人公は人見知りで引きこもりがちな小説家『槙生（新垣結衣）』。付き合いのある知人はごく少数。締切りに追われるのにかこつけて、自宅の中は荒れ放題。 そんな彼女が、不慮の交通事故で両親を亡くした姪の『朝（早瀬憩）』を引き取ることに。 葬儀の席での無神経な親戚の態度に義憤を覚え勢いで申し出たもの。亡くなった姉とは…

0903 マンガワンで「違国日記」が読めたので全話読了。 両親を失った子と、叔母の共同生活の話。 普段知ることがない、色々な人の色々な考え方が見られて新鮮だった。 それらを見て、自分の感情ともっと丁寧に向き合ってもいいのではないかと 思えるようになった。出来るとは言っていない。 「なりたい自分になりたいの！」という言葉にもちょっと心動かされた。 なっていいのか！なりたい自分に！と思ってしまった。 途中、「孤独の風景とはどんなものか」という会話があって ある人は砂漠だったり、海辺だったりしていたが 自分の中での孤独のイメージは「冬の洞窟の中」かなと思う。 これは「ドラえもん のび太の日本誕生」の…

以上、『ほつれる』(2023：加藤拓也)より 以上、『怪物の木こり』(2023：三池崇史)より 以上、『陰陽師０』(2024：佐藤嗣麻子)より 以上、『違国日記』(2024：瀬田なつき)より 以上、『あのコはだぁれ？』(2024：清水崇)より きょう９月３日は、染谷将太さんの誕生日です。1992年生まれの32歳になりました。おめでとうございます。東京都江東区出身。日出高等学校卒業。トイズファクトリー所属。妻・菊地凛子との間に２子あり。 染谷将太さんの映画最近作は、 2022.02.04『大怪獣のあとしまつ』(2022：三木聡)、 2022.11.11『すずめの戸締まり』(2022：新海誠)※ア…

■2024年に映画館で観た映画 （○：初鑑賞／●：複数回目）【1月】○名探偵コナン vs. 怪盗キッド○「彼女のくちづけ 感染するリビドー」act.3●「彼女のくちづけ 感染するリビドー」act.3○仮面ライダー555 20th パラダイス・リゲインド○ある閉ざされた雪の山荘○機動戦士ガンダムSEED FREEDOM●機動戦士ガンダムSEED FREEDOM●機動戦士ガンダムSEED FREEDOM 【2月】●機動戦士ガンダムSEED FREEDOM●仮面ライダー555 20th パラダイス・リゲインド○オニキス○レディ加賀 【3月】○コットンテール●機動戦士ガンダムSEED FREEDOM○…

1ヶ月ほど前にネップリジンを作ろうと思い立って、断片的に日記を記していた。読者に一定の手間暇をかけさせるというネップリジンの持つ強み（？）から、もしかしたらこの場所のように手軽に流し読みできる場所とは違い、もう少し個人的なこと（で誰かに聞いてほしいこと）を書けるのではないかと思って書き始めた。いざ書いてみると、人に語ることを許さないよう自分に課していたものが案外多いのだなと気づいた。が、やはりプライベートに関わりすぎると思い直して、ネップリジンとして完成させることを諦めた。プライベート、と言ったが、厳密には自分自身の「傷」や「痛み」、あるいは「恥」のようなものに関わるものであって、それらは今な…

個人ブログ、はじめてみました。 とある作家さんのエッセイにて、昔は個人ブログに作品を掲載していたと書いていたのを見てから「個人ブログ」というものに憧れを抱き、紆余曲折あってこのブログの立ち上げに至りました。 とはいえ、私には文才が全くなく、情報を伝える手段であるはずのブログを目的に据えてしまった今、何を書くべきか。 とりあえず、自己紹介からしていこうかと思います。 名前は春樹、学生です。趣味、好きなものはたくさん。「浅く広く」やってます。読書、音楽鑑賞、映画・ドラマ鑑賞などのインドア系の趣味が主。 本は、ミステリを特に読みます。ジャンル関係なく濫読する方だと思いますが、一貫して好きなのはミステ…

「呪怨」「犬鳴村」「ミンナのウタ」の清水崇監督が手がけたホラー映画。夏休みの補習授業中の教室を舞台に、そこにいないはずの“あのコ”が巻き起こす恐怖を描き出す。夏休みに臨時教師として補習クラスを担当することになった君島ほのかの目の前で、ひとりの女子生徒が突然屋上から飛び降りて不可解な死を遂げる。教室にいるはずのない生徒の謎に気づいたほのかは、補習を受ける三浦瞳や前川タケルらとともに、生徒たちの間で囁かれる“あのコ”にまつわる驚きの真実にたどり着く。「NMB48」の元メンバーで、バラエティを中心に広く活躍する渋谷凪咲が臨時教師・君島ほのか役で映画初主演を務め、生徒役には「違国日記」の早瀬憩、「君た…

生きていくのに必要なものって心の持ちようなのだと思ってた。 「死にてえ」と「生きよう」がそれぞれあって、それなりにバランスをとっているから生き延びていて、それだけだと思っていた。最近は生きようと思える出来事がたくさんあったから、死のうと強く思った日はほとんどなかった。 でも実際は心のバランスの下に体のバランスがあって、そちらが崩れたら心のバランスなんて簡単にがったがたになってしまった。 最初はずっと熱が出ていた。そのうち微熱に下がって、よくなってきたと思ったら夜にはまた高熱が出た。熱が上がったり下がったりするから、穴を掘っては誰かに埋められて、また穴を掘りなさいと命令されているような気分だった…

７月はライヴに出たり行ったり、なんなら仕事のほうも結構立て込んでいたりしてそんなに読書に充てる時間は多くなかった。あと、やっぱり暑い。暑さはいろいろなことに対するやる気をガシガシと削いでくるが、「字を読む」という営為も例外ではない。「読書の秋」なんて言葉があるのは、案外夏の反動だったりするのかもしれない。 1．ヤマシタトモコ 聞き手=山本文子『ほんとうのことは誰にも言いたくない』フィルムアート社 www.filmart.co.jp 間違いなくマイ・フェイバリット・コミックのひとつである『違国日記』（祥伝社）の作者であるヤマシタトモコさんの最新インタビュー集。率直に言って待ちわびていた。 音楽家…

諸事情があり、絶対見ないとと思っていたんですよ 映画 ブルーピリオド 諸事情により、上司から単行本を全巻渡され ブルーピリオド（１） (アフタヌーンコミックス) 作者:山口つばさ 講談社 Amazon 諸事情自体は残念な結果になってはしまったものの もともと途中まで読んでいたのもあり 単行本を読みながら、映画の公開を待っていたんですよ 公開初日・・・はさすがに無理でしたが 初週の土曜になんとか時間を確保 しかし、初週にもかかわらず、最寄りの映画館では一番小さい箱 公開初週で一番小さい箱ってどういうこと…？ドン半なのか彗眼なのか#ブルーピリオド pic.twitter.com/B8YzySezB…

TOHOシネマズ錦糸町オリナスで鑑賞です。初日レイトショーでそれなりにお客さん入ってました。 この手の映画としてはかなり評価高いと思います。近い映画としては「ビリギャル」「BLUE GIANT」「線は僕を描く」「ランウェイ⭐︎ビート」あたりですね。 それなりに勉強もできて夜中には渋谷でスポーツバーで大騒ぎ、朝帰りしていた不良少年の主人公が、美術部の先輩の油絵を見て突然目覚めて東京芸大受験、見事合格という、嘘でしょっていう映画です。ただ、好きなことをただひたすら夢中になってやり続ける、天才とわからないぐらいのレベルまで努力する姿は、これまでと違った青春映画の印象を受けました。 名言生まれてます。…

2024/8/3 hardnuts, ひとひら, tiny yawn, 雪国＠下北沢近道 ひとひらは約3週間振り。新曲「繭」を初めて聴けた。「風船」のブラッシングの可愛さ。「ここじゃない地獄」の最後の方、轟音の中に聞こえる気がするアルペジオが、幻聴なのか本当に聞こえているのかがわからない不思議な感覚になった。この前のERAよりも狭めの箱だった分より全身に音が入ってきて、自分の立っている空間が無限に拡張されていくような感じ。ライブでしか味わえないね〜。 tiny yawnは曲間がずっと緩い雰囲気で、いい意味で肩の力が抜けていてかっこいいバンドだなと思った。「花筏」で気持ちが春に戻り、「summe…