韓流ドラマ。韓国で瞬間最高視聴率58.1%を記録した2010年度の大ヒット作。
フジテレビで2011年7月14日〜放映。月曜日〜金曜日14:00〜
1960年代の韓国。「漢河の奇跡」と言われる経済復興の恩恵を受けて、コソン食品は製パン業の雄とまで言われるようになった。コソン食品会長、ク・イルチュンには2人の娘がいたが、母親のホン女史は嫁のインスクに跡取りとして何としても男児を生むことを強要してきた。
インスクは姑のし烈なプレッシャーにめげず、逆に対抗心をたぎらせ何としても嫡男を生むことを決意する。ある陶芸家に尋ねると、他の男性となら嫡男を作ることができると言われ、イルチュンの幼馴染みにして懐刀のハン秘書室長を誘惑して男児を妊娠することになる。後に彼はマジュンと名付けられた。
その一方で、イルチュンはインスクが産後の休暇で別荘に行っている間に、家政婦のミスンと一夜限りの情事をすごし、彼女は男児を身ごもった。この男児こそ、主人公のキム・タックである。タックという名前はイルチュンの命名によるものである。
ミスンの妊娠をインスクが知るとひどく罵りミスンを家から追い出してしまう。しばらくしてミスンは保健所の看護師として働きながら身を隠し、ハン室長の追跡を受けながらも何とかタックを出産した。
タックとマジュンの運命の糸は複雑に絡み合い、さらにタックの初恋の女性・ユギョン、パルボンベーカリーの孫娘・ミスンを巻き込んだ恋愛模様などにも発展していく。
技術指導を受けたチョン・グァンリョル、ユン・シユンやチュウォンらの製パン技術の発揮も見どころの一つ。
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