今朝、4時を過ぎた頃に家を出て徒歩で駅に向かい、5時ちょうどの京阪電車に乗る。 始発から終点までウトウトとしながら、起きて駅に降り立つ頃に本当の朝を迎え、自意識は再び目を覚ます。 それはちょうど良い塩梅だと思える。 肩の力が抜けて自意識が「0」の状態。 目的の駅に到着し、地上に出て、今朝も「西成区」から歩き出した午前6時半頃の出来事は、その後の「なんば」や「心斎橋」を歩いて、計565カットの写真を撮ったことによって、昨日のことのように意識の向こうに霞んでしまう。 しかし、問題も残る。 自分の中の写真を撮りたいという欲望は、「西成区」という街の存在感によって、単なるスケベ心にすり替えられてしまっ…