ネタバレします。 【第32回 胡娘 鋭舌にて心猿を責め 吐窟 甘言にて悟空を宥む】 至近距離で本当に外さないか試してやるという悟空とそれに応じようとするイリーシュカをイリクは止める。 イリーシュカは矢を収め「なぜ弟を連れて行った?」と問う。 カマルトゥプはイリーシュカの弟だったのだ。 悟空の話を聞き裏が読めてきた、として「おまえの命はイリクに預けといてやる」と落ち着いた。 だが、イリクが「キルク族が山から下りてきたと伝えにきたんだ」と言った途端イリーシュカは馬を駆って去る。 イリクと悟空もその後を追った。 キルク族は固有の遊牧地を持っていないため他の部族と衝突するのだ。 さて玄奘たちはトルーク…