この間読んだピダハン族の本が面白くてそのことばかり考えていた。 この本は語学の才能ある若者がアマゾン奥地で暮らすピダハン族にキリスト教の布教のため彼らの言語を学ぶ過程で、自分の世界観が変容し最終的に無神論者になる話だ。 このピダハン族と彼らの使う言葉、ピダハン語が私のような都市とかに住んでる人たちからするとすごく変わっていて面白い。 ピダハン族はアマゾン川を何日も下ってようやくたどり着くような場所で暮らしており、交易商か周辺の他の部族か宣教師を除いてほとんど外部の交流がない。暮らしぶりは私たち都市に住む人間からすると文明的なものはほとんどなく、植物でできた簡素な家に住み、ジャングルで狩りや採集…