街のお弁当屋さん その日は朝から奥様の体調が悪く、ピクニックの予定であったが家で過ごすことになった。 そして家族のお昼ごはんはあるが、僕のお昼ごはんはないということであった。 冷静にこの状況を観ると、ピクニックに行ったケースでも僕の分のお弁当はそもそもなかったのではないかという疑念は生じるが、答えの出ないことを悩んでもしょうがない。 それにお弁当屋さんで買うお弁当は美味しいから自分としては嬉しいのだ。 ただし自腹であるため、我が大蔵省は致命的な打撃を被ったということは言うまでもない。 いらすとや (www.irasutoya.com) その日行ったお弁当屋さんは家から少し離れたところにあった。…