ある国の超大都市選挙の立候補者の学歴詐称疑惑が話題になっている。確かに、学歴詐称が真実であれば大問題であり、直ちに正さねばならない。しかし、選挙の結果、その疑惑を持たれた候補者が、多くの市民の支持を受け選ばれたとして、致命的な問題があるかどうかである。 これは、今一度、「学歴とは何だ!」という原点に立ち返って考えるべきことである。すなわち、現代の市民は、学歴という(金)看板だけで候補者を選ぶことは少ないのではないか?それよりも、市民のためにどのような仕事をしてくれるのか?期待できるのか?信頼していいのか?等々であろう。 そういう意味で、疑惑を持たれた候補者は、疑惑に根拠がないならば、誠心誠意そ…