半生の絆【はんせいのきずな】 (ハヤカワepi文庫)の感想張愛玲作品は今まで翻訳で短編集を読んだことがあるだけだが、短編とはまったく味わいが違う。長編の方が面白い。中盤から「どうしてこうなってしまうのか」と主人公カップルのすれちがいぶりにやきもきしながら読んだ。時期的には満州事変から日中戦争にかかるが、そんなものなど存在しないかのように話が進んでいくなと思ったら後半で少し関係してくる。読了日:04月01日 著者:張 愛玲蓮花楼 1 (ヴォワリエブックス)の感想出だしの時点で方多病が李蓮花と既に知り合って6年経過していたりとドラマ版とは随分違うなという印象。ドラマ版も大筋はいじっていないようだが…