日本の氏族の一つ。本姓は「神」。信濃国諏訪地方の領主で諏訪神社上社大祝を司った家柄でもある。諏訪氏の係累にあたる血族を諏訪神党とも言い、信濃国には一門が多かった。
諏訪編その①守矢氏について。関連する家紋や物部守屋にまつわる関連事項を取り上げる。また物部の系統をさぐることで、聖書にまつわる言葉、そしてある地名が浮かび上がる。世界初公開。次の流れで紹介していく。 ・守矢氏の家紋・守矢氏とは・物部守屋（もののべのもりや）・物部尾輿（ものべおこし）・物部荒山（もののべのあらやま）・物部目（もののべのめ）・日本書紀の雄略18年・物部目のエピソード・菟代宿禰の猪使部が物部目連にわたる・猪使部（いつかいべ）・猪名部百世（いなべのももよ）・物部伊莒弗（もののべのいろふつ）・弓削氏（ゆげうじ）・諏訪氏（すわし／すわうじ）・三輪山の権力の衰退・三輪氏・三輪逆（みわのさかう…
上井覚兼（うわいかくけん）という人物がいる。16世紀後半に島津義久（しまづよしひさ）の老中を務め、島津氏の勢力拡大の中で活躍した。『上井覚兼日記』という一級史料を残したことでもよく知られている。 上井氏の名乗りは、大隅国囎唹郡（そおのこおり、そおぐん）の上井（うわい）にちなむ。現在の鹿児島県霧島市国分上井のあたりだ。この地にある「国分南公園」は山城跡で、ここが上井城（うわいじょうあと）である。別名に久満崎城（くまさきじょう）とも。 運動公園の登山口から 上井氏（諏訪氏） 上井氏の戦いの記録 上井覚兼 『上井覚兼日記』 隼人の古城か？ 秦氏の存在も見え隠れする場所 なお、日付は旧暦にて記す。 運…
