はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と百と百と九十一 「オテンキガ ヨスギル」 「自由律俳句のスペシャリストの双璧、漂泊の俳人、尾崎放哉(ホウサイ)、と、放浪の俳人、種田山頭火(サントウカ)。彼らが詠んだ句たちは、今でも多くのファンを魅了している」 おっ。 「自由律、自由律なんだけど俳句。コレって、お茶目(チャメ)なんだけど堅物(カタブツ)、と、似ているような気がしないかい」 申し訳ないけれど、ソレは、しない。 「陰と陽、月見草と向日葵(ヒマワリ)、野村克也と長嶋茂雄。テイストの違いこそあれ、このお二人さんの句たちからは、同じ『会者定離(エシャジョウリ)、諸行無常の響きあり』感がジンワリジ…