石破総理が誕生し、来週末には衆議院の総選挙が行われます。 政治家の顔ぶれを見ると、小者感が否めず、「日本の政治家はレベルが低い」 これが多くの国民が感じていることではないでしょうか。 一方、田中角栄や中曽根康弘、竹下登など昭和の政治家たちは器が大きく 存在感があったように感じます。 どうしてこのような違いが生まれてきたのでしょう? これに影響を与えた要因がふたつあります。 ひとつは議員内閣制です。日本では国会議員の中から内閣総理大臣が指名される 間接選挙です。このため国民が国のリーダーを自ら選んだという自覚が得にくく 政治に対する関心が薄くなってしまいます。 ふたつ目が1994年に導入された小…