讃美歌22番の5番の歌詞は次の通りです。 目覚めよわが魂 この日も終日(ひねもす)御国を望みて 勤(いそ)しみ励めや 御国を望みてとあります。「望む」には遠くを眺めるという意味があります。どんなふうに御国が見えるのかと思います。そこで思い出すのがモーセです。 モーセはイスラエルの民の指導者となり、神の助けを得てイスラエルの民を奴隷の地エジプトから導き出します。そして自由に生きることのできる土地、「乳と密の流れる地」を目指してイスラエルの民を率いて荒野を旅します。色々な経緯があり、エジプトを出て40年後にイスラエルの民は約束の地に入ることになります。 しかしモーセは約束の地に入ることができません…