グローバル金融企業のゴールドマン・サックス(the Goldman Sachs)の社長兼最高執行責任者ジョン・ウォルドロン(John Waldron)は、6月2日に開催された銀行会議で、米国経済について、コモディティショックや前例のない金融・財政刺激策など、景気を悪化させる要因を挙げ、警戒を呼び掛けた。 「私のキャリアの中で、現在は最も複雑でダイナミックな環境の一つと言えるだろう。これほど多くのショックが重なったことは、前代未聞だ」と述べた。さらに、「インフレ、金融政策の変更、ロシア・ウクライナ戦争によるリスクで世界経済が打撃を受ける可能性がある」との懸念を示した。 米国経済に警鐘を鳴らし、景…