貨幣数量理論 物価の上昇や下落は貨幣数量の増加や減少に比例するという理論。 リーマンショック後の大幅な円高になったこともこの理論で説明できる。リーマンショックを機に他国は大量の通貨を発行したが、日本円は品薄のままで価値が上がり、円高になった。 お金の量(マネタリーベース、資金供給量)を調整しているのが中央銀行。 物価上昇率の目標を達成するためにマネタリーベースを増加させる量的金融緩和策は、貨幣数量理論に基づいた施策である。 ワルラスの法則 『すべての市場の超過需要の和はゼロになる』 世の中には「お金」と「モノ」しかないとすると、 ■お金が超過需要(品薄)、モノが超過供給(作りすぎ)の場合:デフ…