10年くらい前に作った踏切警報機が、ガレージの隅に放置されていた。ガレージを片付ける時に、部屋にもってきた。支柱が折れたりして、色褪せほこりを被っていた。でも捨てるのは惜しい。何とか直そうと考えた。 弁当箱の中に入った回路を調べると、警報機の点滅は大丈夫だが音は雑音がひどく使い物にならないことがわかった。 まずは警戒色のパイプを新品に交換し、ライトをつなぐ横向きのパイプの取り付け方を変更した。前のものは、縦の太いパイプに穴を空けて、そこに横向きの細いパイプを通す構造だった(実物はそうなっている)。その部分が弱くなって、縦の太いパイプが割れたのだった。 全体的に塗装をし直して、薄汚れた踏切警報機…