この見方は意表をつかれました。 確かに征夷大将軍を頂点とする武家政権は、海外から見れば「軍事独裁政権」に見えるでしょうね。 天皇という君主が国を治めるのではなく、征夷大将軍という最高位の「軍人」が国を治めていたわけですから。 我が国の戦国時代も中国の清朝崩壊後と同様に、戦国大名を頂点とした「軍閥」が割拠していたという見方がされているかもしれないですね。ただ、征夷大将軍の英訳はShogunですし、幕府もShogunateと英訳されているので、他の諸国の軍事独裁政権とは一線を画した見方はされているのだろうとは思います。 特に260年ほど続いた江戸幕府については、軍事独裁政権下で平和が保たれたという…