世界初"屋内垂直型農園"、高さ9.1mのAI活用イチゴ栽培タワーがこちら 。アメリカ・バーモンド州の「プレンティ・リッチモンド農場」で,高さ9.1mの垂直型のイチゴ栽培の話題が紹介されていた。 筆者がイメージする農業工場は,平面的な栽培層を何層も積み重ねて高密度化を図り,同じ床面積で地面の数倍の収量が得られるもので,連続的に層内と階層を移動させることで年中収穫ができるような仕組みである。既存の廃工場や廃校などの建物を利用して,中に棚とベルトコンベア式の栽培層を作っていく。狭い日本でも導入しやすく,キット化して海外での展開も容易,というイメージである。 今回の垂直型栽培は,正直言ってそれほど魅力…