繰り返すが、日本人のとどまるところを知らない働きすぎ、つまりゆとりのないすさんだ心情は、近代化以降、欧米コンプレックスのなかで形成されたにすぎいない。 処方箋は、自画像の再構築の果てに存在するような気がする。(猪瀬直樹『迷路の達人』文藝春秋、1993) こんにちは。明日から3学期が始まります。501回目の投稿のときと同じように、601回目も実生活の節目とリンクするかたちで迎えることができたこと、嬉しく思います。まぁ、だからどうしたという話ですが、近代化以降とか、3学期以降とか、601回目以降とか、そういった節目節目でそれ以前のことをゆっくり振り返る習慣って、迷路のような世の中をそれなりに楽しく…